2020.12.5
C型肝炎 投薬治療
C型肝炎治療には1990年代より「インターフェロン」という免疫を活性化させる薬が使われてきました。 「ペグインターフェロン」を週1回注射し「リバビリン」という薬を毎日飲む、略して『ペグリバ療法』が治療の柱でしたが私の患者さんで2回ほどこのような治療をしたが結局HCV C型肝炎のウィルスが減少せずに治らない方がいましたが最近は新薬が出て投薬だけで治した方がいます。
マヴィレットという薬を2か月毎日飲むだけ
凄いですねー
もう1名の20代のc型肝炎キャリアー患者さんも同じ投薬治療で2か月でウィルス0になり完治
インターフェロンは強い副作用が出ることが多かったがこの薬はほとんど副作用は出なかったと2人に聞いております
現在国からの補助がありきわめて低額で治療が受けれます
高い薬で8週間の薬代で400万円かかりますが自己負担2万円で治療が受けれます。
C型肝炎の方は肝炎の専門医に相談してください
治る病気になりましたので
進行している肝硬変は治りませんがウイルスを除去することは将来の寿命に影響しますので非常に大事です
肝臓は沈黙の臓器で症状がなかなか出ません 出た時はかなり病状が進行した時でその時は既に遅しとならないように