2020.11.12
コダマカイロプラクティックセンターで現在通われてる患者で1番の高齢 95歳女性
メンテナンスで通われてるんですがこの歳になると身体が100%問題ないという方は少ないんではないでしょうか?
軽い腰痛と膝の変形と可動制限(伸展制限)
お皿と大腿骨の間の動きがなく他動で動かすと前から右膝は痛みが出てたのですが
何かのきっかけにひどく痛むようになり炎症して腫れて歩くのもやっとという感じになり本人はこのまま歩けなくなるのではと心配されていたのです。
こういう場合はまずは炎症をひかせないと積極的な施術はできません。
1回目はアイシングと超音波(温熱が出ない設定で)をかけてシップを貼りました。
施術らしいことはしていないので無料 3日後に来てもらうことにしました。
まだ炎症していて熱感もあり曲げ伸ばしで痛みが出てしまう。
関節包内のリンパ液を排出する目的で施術しました。若い方より治りが悪いのだから毎日シップをして椅子に座りまたは仰向けで痛くない範囲で膝を曲げ伸ばしする運動をするように伝え1週間後に来てもらうことに
3回目
なんとか膝を施術できるレベルになったので慎重に膝にアプローチ
4回目も同じ感じで施術
この時は腰も見てほしいと言うので全体的に診ました
右膝を曲げて歩くと悪循環なので伸展する膝の運動を家でやるように伝えました
5回目の来院時はかなり良くなっていましたが元に戻ったレベルではない
しかし歩けなくなるわけではないのが分かると安心したようでした
施術後は左と同じくらい伸展できるようになったが歩行をチェックすると正常ではない
前から正常ではないのですがかばって歩いてるんですね
こういうケースは施術のさじ加減が難しく 刺激が強すぎたり 急に良くしてあげようとして施術の深追いは禁物
テクニックよりも経験が大事でこのくらいなら大丈夫 これ以上やると痛みが出るななど術者の今までの治療経験などで感覚的に分かるものでこういうのを若い先生に説明して教えるのが伝えずらいものです。
来るたびに少しずつ良くなってるのでまた買い物へ歩いて行けるくらいにはなるでしょう
しかし何が起きてもおかしくないお年です
※その後元の状態に戻りメンテナンスで通われています