2020.10.7
整形外科でレントゲンを撮り脊柱管狭窄症の診断
8年ぶりに診る患者さんです
右の脚が痛い時があり腰椎3番の脊柱管狭窄症のせいだと言われたという
しかし今は右脚の痛みは無し
1か月前に椅子に立ちそこから落ちで左臀部を打撲したという
その打撲の前から今度は左の腰痛と股関節の痛みが出ていたという
診てみると下肢の腱反射正常 下肢の筋力低下無し 感覚も正常
病的反射もなし
要するにどこにも神経を圧迫して伝導障害は無いという事です
今やったような検査はしたのか?聞くとしてないという
レントゲンの画像と症状を自分の中で関連付けて診断する よくあることで毎度のことです
骨がつぶれてきてるから身長がちじんで来るよと言われたそうで もう身長は低くなってますと答えたそうです(79歳)
笑えるね
足背動脈の脈もあり 後脛骨動脈の脈も確認
動脈系の流れも触診では正常
長く歩けるのか聞いたら歩けるという どこが腰椎脊柱間狭窄症なのかね??
下肢から見てみると右膝の伸展制限あり
左の股関節の可動制限が右よりもある 右もあるのですが
左股関節の動きが悪い方向に動かし負荷をかけると左腰が痛いという
そして左脚が1㎝くらい短いです
この状態では左脚の荷重が増えるんです
まずは症状と反対の右膝の伸展制限 膝が伸ばしにくいという意味です
それをまず改善させる手技を使います
左の骨盤の後下方変位を患者さんの筋肉を収縮してもらいながら操作したりカイロプラクティックドロップテーブルを使い改善させます
腰より上も色々あるので他にも施術しましたが説明は省略します
3回目の施術
痛み止めを飲まなくてもよくなった
朝起きた時の痛みが軽減した
事務仕事をまだされていて長く座った後立ち上がるとスムーズに立てなく痛いのが残ってる
本人も長年の経過の症状と老化によるものだと認識していて今後メンテナンスで通うとの事です